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千葉市中央区大巌寺町のお住まいにて3回目の工事依頼、雨樋交換工事で漏水を改善
【工事のきっかけ】
調査にお伺いしたのは以前工事でお世話になりました千葉市中央区大巌寺町のT様邸です。雨樋の調子が悪く水があふれてくるとご相談をいただきましたので、雨樋から水があふれる原因を特定した上で補修を実施致しました。
基本情報
およそ5年ほど前に雨樋の補修工事を行った千葉市中央区大巌寺町の2階建て住宅です。補修をしたにも関わらず雨樋から水があふれてしまうという事で点検をご依頼されました。5年の間に台風や積雪等の被害にも遭われたと思いますので、早速雨樋から水が溢れてしまう原因を調べていきたいと思います。
雨水が溢れてしまうのは玄関前、最も人通りが多いですので早急な補修をご希望されていました。軒樋は歪みが見られ外側に向かって傾いてしまっていました。恐らく雨樋に負担が掛かってしまい変形したことが漏水の要因だと思われます。強風や積雪の可能性が高い為、火災保険や共済で補修することも可能です。この場合は被災後3年以内の申請が必要になりますので、放置したままにしないよう充分にご注意ください。
雨樋を固定する支持金具の形状は様々ですが、垂木に向かって取り付けられているのはつる首と呼ばれる金具です。この金具で取り付けられているお住まいはそう多くはありません。通常垂木等の構造部分は軒天や鼻隠しで隠しているお住まいが多い為です。敢えて垂木を露出しているのはふんだんに木材を使用している和風住宅でしょう。徐々に減少しつつありますが未だに人気は高い住宅形状ですね。他の破損していない雨樋を確認してみると、
落ち葉が詰まり雨水の流れを妨げていました。2階からの雨水を流している這樋に近い場所に集水器があるのですが、どこに集水器があるのか確認が出来ないほどです。今現在破損はしていないものの、定期的な清掃を行わなければ落ち葉は溜まり続け、いつしか重みに耐えられない雨樋が破損してしまうでしょう。今回はまず玄関前の雨樋交換を行います。他面は軽清掃で雨水の流れをスムーズに改善していきます。
まず既存の支持金具を取り外し、新たなつる首をビスで固定していきます。このつる首の角度で雨樋の傾斜が変わりますので、水糸を確認しながら金具を取り付けていきます。通常雨樋の補修工事では足場の仮設が必要になるケースが多いのですが、今回は1階部分であり脚立足場での作業が出来ましたので施工費用を抑えることが出来ました。
雨樋は強風や積雪等の自然災害に大きく影響を受けやすい部材です。破損してしまう事で今回の様に雨水が漏れたり、雨音や泥はね等によるストレスを大きく受けてしまいます。また住宅周辺の地盤までも傷める可能性は高くなりますので、大した破損に見られない場合でも早急に補修を行わなければなりません。雨樋から水が溢れてしまう、雨音がうるさく感じる、雨樋が外れてしまった等、補修に関するお悩みがございましたらお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。
点検・お見積りは無料にて承っておりますのでご安心ください。
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